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Event Schedule
主催公演
小ホール
歌舞伎についてのレクチャー・実演を上演にあわせて実施することで、幅広い世代の方々に楽しんでいただける内容にするとともに、イヤホンガイドを利用した英語解説サービスを実施し、年々増えつつある道内在住の外国人や観光客にも日本の伝統芸能に親しんでもらう環境をつくりました。
プレ講座と本公演の2公演を行い、プレ講座では歌舞伎の音楽と衣裳についての解説と実演を、小ホール舞台上に設けた特設席で実施しました。
本公演では、歌舞伎化粧「くまどり」の実演と舞台装置の解説、伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段の上演を行ないました。
【来場者数】
プレ講座:54名
本公演:287名
開催日
2019年5月16日(木)
<プレ講座>開場14:30、開演15:00
<本公演>開場18:00、開演18:30
開催場所
札幌市教育文化会館 小ホール
入場料
<プレ講座>
全席自由1,000円(本公演のチケット購入者は500円)
<本公演>
全席指定一般3,000円(教文ホールメイト2,500円)
U-25席1,500円
チケット取り扱い
教文プレイガイド(011-271-3355)
道新プレイガイド(0570-00-3871)
札幌市民交流プラザチケットセンター(0570-00-3871)
チケットぴあ(Pコード492-794/0570-02-9999)
ローソンチケット(Lコード12103/0570-000-407)
※プレ講座チケットとU-25チケットは教文PGでのみ取扱
詳細情報
「歌舞伎」の“歌”は音楽、“舞”は舞踊、“伎”は演技を意味し、独特な様式を持つ日本の代表的な古典演劇です。「かぶく(傾く)」という言葉は「風変わりな格好をして人目に立つ、とっぴな行動をする」という意味で、信長や秀吉の時代「かぶく」者を「かぶき者」と呼んで大流行しました。
家康が江戸幕府を開いた頃、京都では出雲の阿国という旅芸人が「かぶき踊り」を始め、女歌舞伎、若衆歌舞伎を経て野郎歌舞伎になる頃に“舞”が注入され、さらに女方の発生により元禄期に劇的な“振”を加えた所作事(歌舞伎舞踊)が確立します。
その後、専属の作者が現れて数々の優れた台本を書き上げ、多くの名作が生まれました。「歌舞伎舞踊」は、歌舞伎の中で演じられる舞踊及び舞踊劇のことで、日本舞踊を代表する舞踊として同義語にも用いられています。