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石山緑地薪能 あたら夜の月影 -覧古考新-

公演概要

石山緑地薪能

薪能とは、主に夏~秋の時期に屋外の能楽堂、もしくは仮設の能舞台の周囲に篝火を焚き、その中で演じられる能楽です。今回の公演はかつて建材に最適とされた札幌軟石の産出地である石山緑地を会場に‟あたら夜(明けてしまうのが惜しいくらい素晴らしい夜)“をイメージして企画しました。狂言師が解説を務める「狂言 道しるべ」、弦楽四重奏とお囃子、そして舞による「CLASSIC×NOH feat.雅vol.1.5-Miyabi-」、安達ヶ原伝説をモチーフとしたオリジナルの火入れ式「焔 - 鬼女の伝説 -」、そして能楽の代表的な演目である「安達原」と一般的な能楽公演ではあまり見られないようなプログラムを上演します。さらには最新のテクノロジーを活用した音響・照明・映像などの舞台演出で、650年前の薪能を再現します。現代に古代が蘇る、まさに覧古考新(らんここうしん)の世界をお楽しみください。

石山緑地薪能

Kitara札幌市教育文化会館 連携プロジェクト雅 -Miyabi-について

世界有数の音楽専用ホールである札幌コンサートホールKitaraはクラシックを中心に数多くの公演を開催しています。 一方、札幌市教育文化会館は1977年の開館後から現在まで伝統芸能を中心に多彩な舞台芸術を提供し、地域密着型の文化施設として成長してきました。このような特徴を持つ2つの施設が連携し、それぞれの特性を活かしながら新しい舞台芸術を創出する試みがプロジェクト「雅 -Miyabi-」です。初回は2023年11月に「CLASSIC×NOH-弦楽四重奏と能が織りなす新たな世界-」を開催し、大きな反響を呼びました。

札幌市教育文化会館 2023-2024能楽鑑賞事業 4大コンテンツ

能楽の普及と振興に努める札幌市教育文化会館では現在、様々な能楽事業を開催。2023年から2024年の中で能楽を新しい視点で表現した4つのコンテンツを展開し、能楽を好きな人からこれまで触れたことのない人まで楽しめる企画を実施しております。今後も日本の代表的な伝統芸能の奥深い世界をお楽しみください。

  • 能楽展203

    ©Erika Kusumi

    能楽展2023

    白鏡~明滅の虚空~
    黒戯“幽闇の隠者”

    2023.8.3~7

  • Kitara・教文連携プロジェクト 雅 vol.1 -Miyabi-

    ©武田 博治

    Kitara・教文連携プロジェクト 雅 vol.1 -Miyabi-

    CLASSIC×NOH

    -弦楽四重奏と能が織りなす新たな世界-

    2023.11.18

  • 能楽展203

    ©馬場 鏡丞

    石山緑地薪能

    あたら夜の月影 -覧古考新-

    2024.8.10

  • 能楽展203

     

    野村萬斎 新作狂言

    2024.10.4、 5

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