教文演劇フェスティバル

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HISTORYKYOBUN THEATER FESTIVAL

教文短編演劇祭 2018
※震災のため中止となりました

2018.9.8

テーマ「オウ」

道内外から集まった劇団が「オウ」をテーマにした20分の演劇作品を上演。観客投票+審査員投票で優勝を決める。前年度チャンピオン「星くずロンリネス」の防衛か、打ち破る劇団が現れるのか、勝負の行方が注目されましたが、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の被害にともない、やむなく中止となりました。

優勝特典

●次年度短編演劇祭への出場権

●齊藤委員長の手作りチャンピオンベルト

選択制特典

○教文小ホールでの自主企画上演権
※平日3日間を上限とする

○稽古場として利用可能な教文施設を10日間貸与
※いずれの特典も利用時期が限定されています

出場予定だった劇団

前年度チャンピオン

星くずロンリネス

[札幌]

白衣の女王 -ホワイトクイーン-

作・演出 : 上田龍成

[あらすじ]

人気医療漫画「ホワイトクイーン」にまつわる3つの話。作者はバッドエンドしか描けなくなり、ファンの男は彼女から浮気を疑われ、漫画のモデルとなった外科医はミスをキッカケにオペが出来なくなっていた。
-先生、僕の妻を助けて下さい! 白衣の女王はハッピーエンドを生むのか?

ゲスト審査員

斎藤 歩

(さいとう あゆむ)

劇作家・演出家・俳優・公益財団法人北海道演劇財団 専務理事 芸術監督

1987年より札幌で演劇活動、2000年より東京での俳優・演出家の仕事を開始する一方、札幌でも活動を続け、現在は北海道演劇財団の専務理事・芸術監督。札幌を拠点にした演劇創造、東京を拠点にした映画、テレビ、舞台出演など活動は多岐にわたる。

鴻上 尚史

(こうかみ しょうじ)

作家・演出家

1981年に劇団「第三舞台」を結成し、作・演出を手がける。現在はプロデュースユニット「KOKAMI@network」と若手俳優を集め旗揚げした「虚構の劇団」での作・演出を中心に活動。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動している。

渡辺 えり

(わたなべ えり)

劇作家・演出家・俳優・歌手。オフィス3〇〇、渡辺流演劇塾主宰。
日本劇作家協会会長

舞台芸術学院、青俳を経て、1978年劇団3〇〇を結成。1983年『ゲゲゲのげ~逢魔が時に揺れるブランコ』で岸田國士戯曲賞 1987年『瞼の女—まだ見ぬ海からの手紙』で紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。2004年の歌舞伎『今昔桃太郎』、07年『新版舌切雀』では作・演出を手がけ大きな話題となる。2017年『鯨よ!私の手に乗れ』では老いや格差といった社会問題を、老人ホ-ムに集う女性たちの視点から鋭く描き観客からの共感を呼んだ。本年6月にはオフィス3〇〇の40周年記念公演として新作『肉の海』本多劇場で上演。上田岳弘氏の小説『塔と重力』を元に、阪神淡路大震災で高校時代の恋人を失い涙が止まらなくなった主人公の男の悲劇を描いた。インタ-ネットに翻弄される現代社会の危うさや、世界中に広がる格差や貧困、震災や戦争等によって傷つき失われていく社会的弱者の命など、様々な問題を生バンドの音楽劇としてスケ-ルの大きな物語として描き、観客のみならず劇評家からも高い評価を得た。