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公演概要

石山緑地薪能 | あたら夜の月影 -覧古考新-

2024年8月、石山緑地にて開催し満員御礼の大盛況のうちに終演した薪能公演「あたら夜の月影 ― 覧古考新 ―」を映像で!

札幌では約20年ぶりの開催となった本公演を、北海道の貴重な文化資産として後世に記録として残すとともに、改めて皆様にご鑑賞いただけることとなりました。

本作品では、10台以上の高画質カメラによる舞台映像に加え、出演者インタビューや会場設営の様子などを収録し、当日の感動と舞台芸術の魅力を余すところなく伝える内容に仕上がっております。更に、上映会当日は、公演の際に使用したd&b Soundscape(サウンドスケープ)という特別な音響システムで、より臨場感のある環境でご鑑賞いただきたくお届けします。

石山緑地薪能

チケット情報

チケット料金

開催日
令和8年2月23日(月・祝)
①15:00 ②18:30
※開場は各回開演の30分前

会場
札幌市教育文化会館 大ホール

チケット料金
1,500円(1階指定席)

※教文ホールメイト会員・kitaraclub会員は無料(2階席のみ)

※未就学児入場不可

取扱

教文プレイガイド
札幌市教育文化会館1階
10:00-17:00
道新プレイガイド
札幌市中央区南1条西1丁目8-2高桑ビル
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店 地下1階
10:00-19:00 火曜定休
TEL0570-00-3871
札幌市民交流プラザチケットセンター
札幌市民交流プラザ2階
10:00-18:00 休館日および水曜定休
kitaraチケットセンター
webでのみ購入可能
http://www.kitara-sapporo.or.jp/ticket/web.html
セコマコード
D26022305(販売期間 12/25~2/16)

※セイコーマートでの販売は公演7日前まで

※ご購入方法によっては手数料がかかる場合や、お座席をお選びいただけない場合がございます。詳しくはお買い求め店舗にてお問い合わせください。

座席図

座席図

座席図凡例

販売席

販売対象外

スピーカー設置予定位置

上映会音響システムに関して

ロゴ

音響システム

この度の薪能上映会では、ドイツd&b audiotechnik社のイマーシブ・音響システム「d&b Soundscape」を採用しております。

2024年夏の公演で使用した屋外でのシステムと同様のシステムで、当日の臨場感を再現します。
エリアの広さや会場などの条件は異なりますが、通常のサラウンドとはまた違った音響をお楽しみください。

「d&b Soundscape」システムには「En-Scene」と「En-Space」の2つの機能があります。

「En-Scene」とは?

従来のLRシステムではスイートスポットはセンターの限られたエリアとなりますが、「d&b Soundscape」は全てのエリアがスイートスポットとなります。
客席のどこにいても演奏者(演者)の立ち位置から演奏(声)を聴くことができるポジショニング機能です。

「En-Space」とは?

⼼地よい残響音が期待ができないスペースにコンサートホールのような残響音を提供する残響付加機能です。屋外では能楽堂やコンサートのような計算された残響音は期待できないため、360°にスピーカーを配置し「En-Space」を使用することによって心地よい残響空間を提供します。

屋外とはまた違った感覚を是非お楽しみください。

上映会プレイベント

石山緑地薪能ドキュメンタリー・フィルム上映会・プレイベント
「月影の記憶 ― 薪能を巡る語りと実演」

2024年8月、札幌市南区・石山緑地で開催され、大盛況のうちに幕を閉じた石山緑地薪能「あたら夜の月影- 覧古考新 -」。この公演が、舞台の様子だけでなく出演者インタビューや制作過程も交えたドキュメンタリー・フィルムとして新たに生まれ変わりました。今回、その2月23日(月・祝)開催の上映会に向けたプレイベントを実施いたします。当日は、公演の演出・出演を務めた観世流シテ方・松野浩行氏をお招きし、舞台裏のエピソードや上演に至るまでの背景をご紹介するとともに、能特有の「仕舞」や「謡」について実演を交えて分かりやすく解説します。
本公演にご来場いただいた皆さまはもちろん、能に触れるのが初めての方でもお楽しみいただける内容です。ぜひ、この貴重な機会にご参加ください。

開催日
令和8年2月8日(日) 開場13:00/開講13:30~15:00(予定)

会場
札幌市図書・情報館 1階サロン

参加料
無料

※公称定員は50名ですが、入場者多数の場合は、可能な限りご覧いただきます。

※オープンスペースのため、通路等でもご覧いただけます。

出演

松野浩行(観世流シテ方)

1974年京都府京都市生まれ。幼少の頃より、祖父の観世流能楽師・故松野良輝より指導を受け、1979年仕舞「合浦」にて初舞台。1994年より故十三世林喜右衛門師に師事し、その後十四世林喜右衛門師に師事。2001年独立。京都にて松野吟耀社(松野浩行社中の会)を主宰。明るく素直な性格でいつもその場のムードメーカーで、斬新な切り口とわかりやすい表現で能の普及に努めている。現在の新しい取組として、キャンプと能を融合させた焚火能、YouTubeにて能の解説やとりとめのない話までも配信するほか、京都のホテルにて宿泊された方を対象としたイベントなどでプロデュースを行うなど、幅広い活動を続けている。

プログラム
前半 石山緑地薪能「あたら夜の月影 – 覧古考新 - 」の舞台裏/エピソードトーク
後半 能の「仕舞」と「謡」とは – 実演と解説 -